本日より新しいコーヒー豆が販売となりますので、味の特長や生産のこだわりなどをご紹介いたします。
新しくラインナップに加わりましたものは”ブラジル カルモ農園”のコーヒーです。
品種は少し変わった「ムンドノーヴォ種」、焙煎は中深煎りとなります。
実はこの豆には思い入れがあり、お店がオープンしたときのスタメンの一員でもありました。
非常に人気がありオープンよりたった2週間で完売となり姿を消したコーヒーです。
そんなブラジルのコーヒーのおすすめポイントをご紹介いたします。
まず生産国のブラジルについてです。
ご存じの方も多いかと思いますが、ブラジルは世界一のコーヒー大国です。
ブラジルのコーヒー生産量に応じて世界のコーヒー豆の相場がかわるほどの影響力を持った国となります。
そんなブラジルはまさにコーヒー生産に適した環境の国です。
コーヒーに限らず農作物は土壌や気候に大きく影響されます。
ブラジルにはテーラ・ロッサと呼ばれる肥沃な土壌、コーヒー栽培に適した気候、大型の収穫機を導入できる平坦な土地、と三拍子そろっています。
そのため大規模な農園がとても多く、「ここから見える山もすべてウチの農園の敷地だよ」なんてことがザラにあります。
そんな大規模農園が多いためか、ブラジルのコーヒーは雑多に作られ、安くて品質の低いものを作るというイメージを持たれる方も一定数いらっしゃるようです。
実際そのような農園もあることは事実ですが、スペシャルティコーヒーに心血注いでおられる農園はそうではありません。
今回ご紹介するカルモ農園もその一つで、様々な品種のコーヒーが混ざるような栽培をせず単一品種で選別できるようにされています。
”ムンドノーヴォ種”はブルボン種とティピカ種の自然交配となっております。
とはいえ、どちらかというとティピカ種の特長を強く示すことが多くバランスのいい苦みと酸味を感じることが出来ます。
今回のカルモ農園の豆はパルプドナチュラルで精製されており、ナチュラルのような華やかさと、ウォッシュドのようなすっきりした味わい、どちらも感じられるような中深煎りとなっております。
https://switchstore.base.ec/items/78083257
ぜひご賞味いただければと思います。