ブラジルから珍しいコーヒーが届きました

新しいコーヒーのラインナップのご紹介です。
ブラジルのシャパドン農園から「レッドカティグア種」という品種のコーヒーが届きました。

これは美味しいですよ。ほんとにおすすめです。
どんなコーヒーか少しご紹介いたします。

 

シャパドン農園のあるセラード・ミネイロ地域は、コーヒー栽培にとても適した地域です。
ファゼンダ・シャパドン(Fazenda Chapadão)とは、現地の言葉で”大きな平手打ち”という意味があります。
平均標高1,200~1,215mの平坦で広大な敷地は、大型の機械が運用できるため効率的にコーヒー栽培ができます。

レッド・カティグア(Red Catiguá)というあまり聞き馴染みのない品種の単一ロットです。
このレッドカティグアはブラジル生まれの品種で、CatuaiとTimor Hybridとの交配によって作り出されたハイブリッド系品種です。
特長として、病害に強い耐性をもちますが、それだけでなく風味においても独特の個性を放っています。
ブラインドで飲んだだけではブラジルとは思えないようなフローラルさがあり、ナチュラルプロセスの適度な発酵感と合わせてロゼワインやライトなウィスキーのような印象を受ける味わいです。
また、酸質もよくアップル系の甘さと丸みがあります。
質感はとろけるような滑らかさがあり、アシディティと合わせてアップルジャムのようなアロマです。

実はブラジルではナチュラル製法は難しいと言われています。
広大な敷地での栽培が一般的であることと気温が高いこともあり、輸送中に発酵が進みやすい環境です。
そのため天日干しで発酵乾燥をする前にちょっと発酵が進んでしまう、これではナチュラル製法は難しいですよね。

珍しいだけでなく香り高いコーヒーをお楽しみいただければと思います。

 

contact us各種お問い合わせ

CONTACT FORM

coffeestand-switch