カルチャリングプロセスって知っていますか

本日もたくさんのご来店ありがとうございます。
松原市でコーヒー専門店として、コーヒー豆の販売はもちろんカフェスペースでゆっくりお過ごしいただけるようなお店となっております。
そんなcoffee stand switchがお届けする2024年1月の4種類目の新しいコーヒー豆をご紹介!
もぅこれは衝撃です。すでに発売から3日ほど経過しておりますが、常連様より「これはすごいね」とお墨付きをいただけるような人気ぶりです。

 

 

コロンビアからパープルカツーラ種が届きました。
品種も珍しいのですが、特筆すべきはその精製方法です。
コーヒーマニアでもまだご存じない方も多いのではないのでしょうか。
最新の精製方法「カルチャリングシステム」というものです。
そんな最新の精製方法をご紹介したいと思います。

コーヒーはコーヒーチェリーと言われる赤い実を収穫することから始まります。
チェリーの実から種を取り出すとコーヒー豆になります。
この過程を精製と呼び、さまざまな方法がありそれぞれ味わいや香りが大きく異なります。
栽培された土壌、気候、環境などに起因する特徴的な風味(テロワール)をいかに引き出すか、現地の方々が試行錯誤の上に最高のコーヒーが出来上がります。

コーヒーにはテロワール由来の味や香りをお楽しみいただけるのですが、コーヒーチェリー以外のものから味や香りを追加する技術が近年とても盛り上がっております。
当店では既にお酒や果物の果汁に漬け込んだ「インフューズドコーヒー」を販売しております。
これは焙煎する前の生豆を日本国内で漬け込むものとなります。
しかしこの精製方法は邪道との声もあり、実際ハンドドリップチャンピオンシップなどの大会では使用禁止になる豆となります。
しかし今回のカルチャリングプロセスは似て非なるものです。
収穫されたコーヒーチェリーの乾燥前の工程で漬け込むものとなります。
漬け込む段階の違いだけですがこれが大きな違いなんです。
カルチャリングプロセスで作ったコーヒーは大会使用も認められており、なによりスペシャルティコーヒーとしての位置づけが出来るものとなります。
コーヒーの味や香りを損なわない、というよりも底上げしてくれるような最新技術になります。

 

今回のカルチャリングシステムは、ヨーグルトなどで知られる乳酸菌等を使用した発酵をコーヒーの精製処理に応用ており、発酵層にフルーツなどの食材や微生物を入れ独特なフレーバーが生まれるよう促す処理を行っております。
「コロンビア モンテブランコ農園」のコーヒー豆は、パイナップルやバナナ、ココナッツ、焙じた麦芽(モルト)、サトウキビ由来の黒糖、その他発酵を促す微生物を発酵槽に投入しているため、複雑で層の厚い果実感、しっとりとした甘みが特徴として感じられます。
一口飲むと衝撃の味わいです。ほんとうにおすすめの新しい豆です。
お店のお近くにお住いの方は、ぜひ店頭の試飲コーナーにてお試しください。
遠方のお客様は通販にてご愛飲いただければと思います。

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