旅するようにコーヒーを楽しむ”グアテマラ”

スペシャルティコーヒーのような産地ごとの味の違いが明確なコーヒーを飲んでいると、世界中を旅しているような気持になりますよね。

コーヒーの品種の違いや精製方法の違いにもよりますが、やっぱり栽培している土壌や気候、標高や雨量の違い、

そして何より生産者の努力や熱意によってより美味しくなるんですよね。

今回の記事でも美味しいコーヒーをご紹介できればと思います。

 

 

今回は「グアテマラ」をご紹介。

中米にある国で、メキシコとホンジュラスの間にある小さな国です。

人口は1600万人ほどの国で、そのうちの6割近くが先住民が暮らしています。

このグアテマラ先住民たちがコーヒー産業に大きく貢献しております。

メキシコに面する北米平地、標高の高い中部高地、太平洋側の南部沿岸地帯というバラエティに富んだ気候の国です。

また火山も多いため火山灰質の土壌もコーヒー栽培に適した国と言えると思います。

雨季と乾季があり、南部の熱帯雨林を開拓して造られたコーヒー農園は上質なコーヒーを作る産地として栄えております。

 

グアテマラのコーヒー栽培は、1750年にイエズス会修道士の手によって苗木が持ち込まれた事が始まりと言われています。

しかし実際に栽培が広まったのは1820年の独立後に、コスタリカから栽培技術が導入されてからとなります。

その後、186年以降はドイツからの移民により本格的なコーヒー栽培が始まりました。

そしてイギリスやドイツかた積極的に投資が行われ、グアテマラの輸出品として重要なものとなりました。

 

グアテマラには良質なコーヒーを生産する名産地がたくさんあります。

アンティグア、コバン、アティトラン、サンマルコスは特に有名な産地で、一度は耳にしたことがあるという方もいらっしゃるかもしれませんね。

そして独特で魅力的な風味特性をもつコーヒーを作る産地もたくさんあり、アカテナンゴ、ウエウエテナンゴ、サンタローサ、フライハーネス、ニューオリエンテなどのコーヒーがよく日本にも輸入されています。

 

コーヒーは良し悪しを等級(グレード)でよく表しますが、その評価基準は国ごとに異なります。

実際に飲んでみた味を評価する国や、粒の大きさでグレードを分ける国もあります。

グアテマラは標高によってグレード分けされます。

標高1300m以上で生産された豆はストリクトリー・ハード・ビーン(SHB)、1200~1300mだとハードビーン(HB)、900~1050mまでだとエクストラ・プライム・ウォッシュド(EPW)と呼ばれます。

なぜ標高で品質が変わるのか、それは標高によってコーヒーの成長が異なるからです。

高品質なコーヒーが作れる条件として、年間平均気温20度前後、なおかつ昼夜の寒暖差が大きい場所が良いとされ、まさに高地がその条件に当てはまるためとなります。

年間平均気温が低いとコーヒーの実の成長が遅くなります。

平地に比べると実ってから収穫まで数カ月の時間差が産まれるほどです。

成長にじっくりと時間をかけるため、中身の詰まったコーヒー豆となります。

旨味や栄養素もたっぷりと濃縮されていますが、物理的にも豆が硬く引き締まるのが面白いところです。

そのため、高品質な等級にハードビーン(硬い豆)という名がつけられています。

豆の硬さは美味しさにもつながりますし、深煎りのようなしっかりと火を通す処理にも豆が耐えられるという側面もあります。

現在、コーヒースタンドスイッチではグアテマラ産の深煎りコーヒーがお楽しみいただけます。

独特の風味特性が感じられる産地として先ほどご紹介した「アカテナンゴ」地区のコーヒーとなります。

浅煎りコーヒーの取り扱いが多い中で、珍しく深煎りシングルオリジンとなります。

キャラメルのような苦みとコクと甘さ、カカオニブのようなすっきりとした透き通るような後味が感じられる一杯となっております。

もちろんスペシャルティコーヒーですので明るい酸味特性も感じられますよ。

でも決して強い酸味ではなく、スッキリとした後味に起因するような爽やかな酸味となります。

 

また、ブルボンという昔から愛されている、しかし栽培がむずいかしい品種となります。

ブルボンという品種の歴史は長く、コーヒーが商業的に初めて独占栽培されていたイエメンから持ち出された苗木から始まります。

エチオピアで初めて見つかったコーヒーノキが紅海を挟んで対岸のイエメンにて、商業的に栽培が始まりました。

優秀な貿易品であったコーヒーが外国へ流出するのを防ぎ、250年もの間イエメンからしかコーヒーを輸入することができない時代がありました。

しかし1715年にフランスの東インド会社が苗木の持ち出しに成功し、インド洋の小さな火山島へ移植します。

土壌の良さもあり、ここで生産されたコーヒーは高品質でした。

そしてここで栽培されていた品種が、島の名前を取り「ブルボン種」と言われるようになりました。

原種に近い品種で、味わい深いコーヒーになるのですが、病害虫に弱く栽培が難しいため現在は一部の農園でした栽培されていません。

原種に近いコーヒーってロマンありますよね。

もちろん味も抜群ですよ。

 

深煎りがお好きな方も、浅煎りの酸味がお好きな方にも「美味しい」と言ってもらえるような一杯となっています。

ぜひイートインでお飲みいただくも良し、お豆をご購入いただきご自宅で楽しまれるのも良し!

ぜひお楽しみいただければと思います。

 

遠方にお住まいでお店になかなかいらっしゃれない方は、通信販売もございます。

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ぜひ良質なグアテマラコーヒーをお楽しみいただければと思います。

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